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2016年07月09日

千載一遇を逃す

 先日のブログで合区により候補者の演説を聞く機会を失われた鳥取・島根両県民の心情を代弁致しました、「合区は果たして合憲か」と。

 すると昨日、まあ本ブログを読んでくれた訳では無いでしょうが、お昼前に配達から帰って荷受け場にトラックを入れようと国道9号線五反田交差点を右折した途端、候補者が街頭演説をしていらっしゃる姿が目に飛び込んで来ました。

 候補者の立ち位置は当店荷受け場進入口の僅か30mほど先、バックで入れるためには候補者まで20mの距離まで近付いてバックするしかありません。

 只でさえディーゼルトラックのエンジン音は高い、況してやバック時には「気ー付けんさいよ」とばかり音が出る、しかしこれは何時もの事ですので「ご免ご免」と片手拝みで車を入れました。

 演説するは野党統一候補の福島氏、私は自民党員ではありますがおそらくは今回の参議院選で最初で最後の機会、この厳しい合区選挙区を回って来られた氏の演説を「ご苦労様です」の思いで聞かせて貰おうと思いました。

 しかしタイムリミットだったのでしょう、私がエンジンを切り一旦事務所に入ってから引き返しますと「ご清聴ありがとうございました」の声と共に選挙カーは走り去って行きました。

 私が目にした聴衆は僅か2人、「これは酷いな」と正直思いました。

 炎天下の日もあった、そして集中豪雨かと思えるような日もありました。その中、候補者は必至に両県下を遊説して来られたのです。その必死の訴えを聞く聴衆がたったの2人、申し訳ない思いで選挙カーを見送った次第です。

 今回の選挙、候補者も選挙民も合区を押し付けられた言わば同士です。顔が浮かんだ市役所東出雲支所のO君に、「これじゃあ礼を失するよ、何で動員を掛けんかったの?」と心の中で語り掛けた昨日でございました。
  


Posted by 府中店長 at 09:22Comments(0)店長日記