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2015年12月29日

六曜の是非

 先日、こんなニュースを目にしました。

 『大分県は25日、県や6市町村でつくる「国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会」が発行した来年のカレンダーに「大安」や「仏滅」などの「六曜(ろくよう)」を記載していたとして、回収を進めると発表した。

 県は「六曜に科学的な根拠はなく、公的な刊行物に掲載するのは不適切。チェックが不十分だった」としている。

 県は人権教育に関する市町村向けなどの資料で、差別を助長する迷信や因習の一つに六曜を挙げている。県は使用を避けており、県民手帳では1995年から記載を取りやめていた。

 県によると、カレンダーは約60万円で2000部を発行。1870部を県東京事務所や6市町村など約30機関に配布していた。県は回収や廃棄を依頼しており、六曜の記載を外して再発行するかどうかは未定という。』(読売新聞)

 ご存知の様に六曜には先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がありますが、家具屋という商売柄、若い時から六曜には細心の注意を払って参りました。例えばお嫁さんの荷送り、仏滅は論外ですがその日が赤口ですと嫁ぎ先の手前で待機し正午と共に敷地内にトラックを乗り入れるなどは家具屋の常識でございます。

 また近年は料金の安さから仏滅に結婚式を挙げる方もいらっしゃるやに聞き及びますがまさか友引にお葬式を出す人はありますまいし、また念願叶って新規にお店をオープンされる方は大安の日を選ばれるなど事程左様に六曜は日本人の生活に密着しているのです。

 ところが大分県さんは六曜を『科学的な根拠が無く差別を助長する』と位置付けられたとの事、全く持って理解に苦しみます。

 『迷信や因習』が差別を生むとしたら何故人は除夜の鐘と共に年越しそばを食べ、年が明けると早々に初詣と称して神社や寺院に参拝するのか、これとて『科学的根拠』は無いのですがそれは日本人の伝統的な文化だからでありましょう。

 確かに六曜は『科学的根拠の無い迷信や因習』の一つではありましょうが何故それが『差別を助長』することになるのか、大分県さんの見解をぜひ承りたく存じます。

 『迷信や因習』が一方でどれほど人の心に潤いを与えてくれているのか、繰り返しになりますが『六曜は日本人の文化』、固くそう信じております。




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Posted by 府中店長 at 07:29Comments(0)店長日記