府中家具　バンザイ！

広島県府中市は、古くから家具の産地として有名です。その技術は高く、「府中家具」は永く高級婚礼家具の代名詞として親しまれて来ました。しかし住宅事情や価値観の変化に伴い、近年は苦しい経営状態を強いられています。私は島根県で家具店を営む者ですが、高い技術を持つ「府中家具」の「技」を広く皆様に知って頂きたくこのﾌﾞﾛｸﾞを立ち上げました。このﾌﾞﾛｸﾞは「府中家具」の素晴らしさを皆様と一緒に考え、「府中家具」フレーフレーと応援歌を贈る広場にしたいと思っています。府中市在住の方、府中市出身の方、そして「府中家具」愛好者の皆様、是非ご参加下さい。

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府中店長

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2015年05月04日

5月29日（金）18時

　昨日本ブログに、来る14日に高校時代を同じ下宿で過ごした先輩方3名と私達同期2人による「H氏F氏の快気祝い大宴会」を開催する旨の記述を致しました。まあそれを読んだ訳ではないのでしょうが、昨夜頓原に住む幼馴染みの一人から電話がございました。

「おう敏か、久しぶりだがな」
「お前、まめなかや？（元気ですか？の頓原弁）」
「お蔭さんでなあ。そうそう、この間伊丹のつよっさんが松江に来てごいてなあ、こっちの3人と一杯飲んだで」
「そのことよ」
「ん？」

　伊丹のつよっさんは父上の法要のため帰省したのですが、小さな町ですので法要翌日に松江市在住の私達3人との飲み会をする事まで他の幼馴染み達の知るところとなった模様です。

「ありゃあ何時だったかいな、西出雲で同窓会をやったろうが」
「おう覚えとる、中学卒業40周年記念ってやつな。3年くらい前じゃないか？」
「あん時に還暦の年に同窓会をやる事になったがな」
「そうそう、玉造温泉でな」
「で、お前たち3人が幹事に決まったろうが」
「ありゃあお前、決まったちゅうより押し付けられたんだがな」

　どんな経緯にしろ幹事に決まったのは事実、そのことを忘れちゃいないよなと幼馴染みは言葉を続けます。

「お前たちはつよっさんが松江に来るっちゅうんで、直ぐに段取りしてミニ同窓会をやったんだろうが」
「まあのお」
「で、本チャンの還暦同窓会の段取りはどうなっとるんな？」
「・・・・・」
「もう来年の事だに、頓原のワシ等に全然連絡して来んがな」
「・・・・・」
「黙っとっちゃあ分からん、キリキリ返答せいかい！」

　う～ん鋭いご指摘、敏の言う事も尤もだわなあ。

「まあ待て。あの日つよっさんを交えて4人で相談してなあ、大体来年の8月10日が良かろうって一応決めたんよ。まあ、その内に帰って話すけんな」
「その内じゃあイケン」
「ん？」
「月末の金曜日、あたりや（頓原唯一無二の居酒屋：実家より徒歩1分）で還暦の祝いの相談をするけんの、お前帰って来て説明せんかい！夕方6時から、まさか断らんわのお」

　零細家具屋に平日、それも金曜日の夕方帰って飲み会に参加せよとはご無体な、そうは思いましたが本を正せばこちらの落ち度、「承知」と応じて電話を切りました。

　それにしてもつよっさん、あんたも考えて物を言わんとイケンよ。「松江へ行くって言ったら直ぐに段取りしてくれてなあ、あいつ等3人と飲むことになっとるんよ」なんて言うけえ、ワシが吊し上げの場へと向かう羽目になったがね。まっ今度そっちへ行ったらホッピーに焼きトン、これで勘弁してあげるけどね。 face_02