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2015年04月07日

180分一本勝負

 1月20日過ぎに見積り提出、そして有難くも2月初めに発注書を頂いた食堂の家具一式を昨日現場搬入致しました。家具の設置が終るのを待って広告に載せる写真撮りとのこと、お客様からお昼12時には必ず終わるようにとの厳命でございました。

 4人掛けテーブル11台、2人掛けテーブル12台、椅子68脚、子供椅子5脚、衝立4台、この内テーブルと衝立は組立てが必要な商品です。特にテーブル、業務用のそれは頑丈な程は組立てにも時間が掛かるのです。

 今回のテーブルは天板の下にバックなんかを置ける棚付き、更に補強材入り、開梱から完成まで1台当り2人で約10分と想定しました。テーブルの大小はあっても手間は一緒、(11台+12台)×10分=230分ですから二組に分かれてやれば115分、2時間弱で済む勘定です。

 午前9時に総勢4名で作業開始、既にその時点で「僕達、広告代理店の者で~す」と顔に名刺を張ったような兄ちゃん達が数名、中には首からカメラを提げた姿も見受けられます。

 「おっさん達、ワシ等は早く写真を撮ってパンフレットや広告を作らにゃイケンのよ。開店まで時間が無いんだわ、絶対に12時までに終わらんと承知せんけんね」と視線を送って参ります。しかしこの「けんね的視線」にビビるようなおっさんとは訳が違う、あんた等とは人生経験が違うのよと余裕綽々、しかし手先は素早く動かしながら次々と組み立てて行きました。

 我ながら予定通り、約2時間でテーブルと衝立の組立てが完了し後はテーブルを配置して椅子を組み合わせるばかりとなりました。その作業と後始末の掃除も50分ほどで終了、お客様の要望通り12時前には全ての作業を終える事が出来ました。

 眼前に宍道湖を望むこの食堂、流行ってくれると良いのですが。

図面


搬入前


搬入後





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Posted by 府中店長 at 08:13Comments(0)店長日記

2015年04月06日

懐かしい先輩に最敬礼

 昨日、張替えを依頼されているお宅へソファーの引き取りにお邪魔しました。下見の時に拝見すると革張りの国産メーカー品ですが買って頂いてから20数年、さすがに座面も少し破れて来ていました。そこでこの商品のメーカーであるカリモクさんに見積り依頼をしたところ総張替えで188,200円、納期は50日、それでも思い出の品だから張替えて使うとのお客様のご意向でした。


 さてこのお客さんは同郷頓原の出身者、私より3歳年下の後輩ですがお昼前に伺い玄関先にトラックを着けようとしましたら普段より一台多く三台の車が停まっています、お客さんかな?

 するとトラックの気配に気付かれたのか、一人の男性が出て来られ車を移動して下さいました。トラックを玄関前に着け、運転席から降りてその男性に「どうも済みません」と言おうとした私は思わずこう叫んでおりました。「ありゃ~、チヒロさんじゃないですか。ご無沙汰をしております」と直立不動で最敬礼。

 このチヒロさんはお客さんの兄上で私の一年先輩、そして私の前の頓原中学校バスケット部のキャプテンだった方です。何せ田舎の事ですから一年違えば大将と二等兵位の差、怖いというイメージと共にカッコいい憧れの先輩でした。

 そのチヒロさんがニコニコ笑いながら頷かれ、こう仰います。
「ワシ昨日から泊りに来とったんよ、そしたら今日あんたが来るって言うじゃない。あんたに会うのは何十年ぶり、懐かしいけえ待っとったんよ」

 何とも有難いお言葉、後輩冥利に尽きるとはこの事です。私は中学校卒業と共に松江市へ出ましたしチヒロさんは地元の高校を卒業後に県外へと就職されましたのでお会いするのは40数年ぶり、お互い歳は取ったけどチヒロさんはとてもお元気そうでした。

 三年前に頓原へUターンされた事、今年の正月に還暦の祝いをされた事、その時集まられた先輩諸氏の事、次から次にと色々なお話を伺いましたが残念ながら配達の途中、15分ほどで辞しましたがとても懐かしく心がほんわりと致しました。

 こんな出会いもある、人生捨てたもんでもありませんねえ。




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Posted by 府中店長 at 08:10Comments(0)店長日記

2015年04月05日

尾道行

 今夏、我が家の恒例となったマツダスタジアム観戦ツアーに出掛けます。そして昨夜、ナイターの翌日をどう過ごすかについて妻と話しました。

 原爆ドーム、平和公園、平和記念館、原爆の子の像、何度訪れてもその度に頭を下げ祈る平和の聖地、ここを外すことは出来ますまい。で、その後はどうする?

 一昨年は宮島、昨年は市内デパートでショッピング、今年は広島から尾道方面に向かい松江尾道線で帰って来る、これにほぼ決定致しました。

 そこで今朝ほどネットで「尾道観光」を検索しますと、以下の通りでございました。

 (1)千光寺 (2)しまなみ海道 (3)天寧寺 (4)耕三寺博物館 (5)因島水軍城 (6)文学のこみち (7)尾道・猫の細道 (8)浄土寺 (9)艮神社 (10)向島

 あれっ林芙美子は?、志賀直哉は?、それは(6)文学のこみちってことかな?しかしそれにしても神社仏閣が多い、信仰の町ってことなんでしょうね。

 まあそれは追々調べてみることに致しますが心を惹かれたのは(5)因島水軍城、この城は名高き村上水軍の資料館として昭和58年に築城されたそうです。戦国時代に遠く朝鮮・支那・東南アジまでも名を馳せた村上水軍、歴史とロマンを訪ねてここを一押しとしたい、そう思いながらホームページを眺めた今朝でございます。




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Posted by 府中店長 at 09:20Comments(0)店長日記

2015年04月04日

懐かしのヒーロー

 昨日は木の葉掃除に追われる内に配達時間が迫り、思いの半分しか書くことが出来ませんでした。而して本日その続編。

 木の葉→忍法木の葉隠れ→伊賀の影丸、とこう来ればもう「忍者部隊月光」しか無いでしょう。あの番組、好きだったなあ。

 決めの言葉、これがまたカッコいいんですわ。隊長月光のセリフ、あれは子供心に響きました。

 「撃つ奴があるか。拳銃は最後の武器だ。我々は忍者部隊だ」

(探せばあるんですねえ、こんな↑画像をネットで見つけました)

 忍者部隊の武器は手裏剣と背負った刀、拳銃はあくまでも最後の手段なんですねえ。敵の拳銃対忍者部隊の手裏剣、これはもう何時でも手裏剣の勝ち。まあエイトマンは弾丸より速く走る、忍者部隊の手裏剣もまた然り。

 また忍者と言えば隠密剣士の霧の遁兵衛(牧冬吉さん)、忍者は強いはずなのに遁兵衛はよく風摩小太郎(天津敏さん)に捕まっていたよなあ。「秋草様~」と助けを求める牧さんの声、今でも耳に残っています。

 昨日今日と若い方には「そりゃ何じゃい」と言われそうな内容ですが子供たちが食い入るようにテレビ画面を見つめた、そんな時代もあったという事で平にご容赦を。




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Posted by 府中店長 at 08:18Comments(0)店長日記

2015年04月03日

忍法 木の葉隠れ

 いや~、朝から凄い風が吹く島根です。お蔭で店の前は木の葉のジュータン、掃けども掃けども次々に押し寄せる木の葉君、「もういい加減にしてごしない」といった按配です。

 しかしこの木の葉の大軍を見て「伊賀の影丸」を思い出す方、果たして全人口の何割くらいなのか?既に少数派になってしまったんでしょうねえ。

 さて木の葉と格闘中、ぷっぷーとクラクションを鳴らして一台の軽自動車が通り掛かりました。顔を上げると旧知の方、今日から始まる県議選の立候補予定者のKさんです。「いよいよだな」、そう思いながら心の中で「祈る!必勝」と唱えた今朝でございます。




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Posted by 府中店長 at 09:07Comments(0)店長日記

2015年04月02日

経費削減の代償

 島根県は過去において全国的に高い投票率を誇って来ましたが近年では徐々に投票率が下がり、2014年の衆議院選では遂に60%を切る59.23%にまで落ち込んでしまいました。それでも全国一の投票率ではありましたがこのまま行けば更に投票率が下がる、そんな低下の側面を今朝の毎日新聞が伝えています。


 過疎地にお住まいの方は身近に感じていらっしゃると思いますが、平成の大合併後、行政は「経費削減」を御旗に投票所の数を減らし続けて来ました。こちら島根も同様、前回4年前の統一地方選に比べ今回は何と65ケ所もの投票所が消滅、お年寄りから選挙権を奪う愚行を繰り返しています。

 例えば松江市の場合、合併前は投票所を旧市町村で設けご老人が「行こうと思えば歩いてでも行ける」距離にありました。しかし合併後、市は1投票所で3人以上必要な職員の確保が難しいだの国から交付される「選挙執行経費」の減額だのを理由に投票所の統廃合を進め、結果的に国民が政治に参加出来る唯一の機会である「投票する」権利を奪ってしまったのです。

 同じくお隣雲南市ではここ10年間で60数ケ所の投票所を廃止、1投票所につき有権者500人以上が基準との事ですが500人以上が暮す集落など数えるほどしか無い事は誰でも知っています。そんな馬鹿げた基準を設けた市議会も市議会ですが、その結果「3000万円の経費削減効果があった」と口にする行政も行政です。

 過疎先進地を目指すべき島根県とすれば余りにお粗末、ご老人に優しい島根を作らないで何とする。ご老人が選挙を諦める事態は正に弱者切り捨て、自ら弱者でありながらより弱い者を苛めて何の行政か。

 経産省発表の「住みやすさ全国一位は松江市」、嬉しいはずのこの記事が実質投票権を奪われたご老人方の目にどう映ったのか、選ばれる側の県知事及び県議会議員候補者の信を問う。




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Posted by 府中店長 at 08:54Comments(0)店長日記