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2014年09月22日

俵つみ唄

 10月5日は待ちに待った高円宮典子様と千家さんの結婚式、出雲大社は大変な人出となりそうですね。参道で土産物を商うおばちゃん達もここぞとばかり力が入るでしょうし、出雲蕎麦を始め飲食店の皆さんも腕の振るい甲斐があることでしょう。そして翌6日は松江市の「ホテル一畑」で披露宴、ここでも一目お二人をと市民の皆さんが集まりそうですねえ。何れにしても誠におめでたい慶事、島根県民の一人として心からお祝いを申し上げたいと存じます。

 さて披露宴と言えば過去に二度、友人の結婚式に出席しその披露宴で歌ったことがあります。一度目は亡き渋谷茂樹君の時、新郎新婦がお色直しで退席中に歌ったのですが選りに選って北島御大の「風雪ながれ旅」、ご存知の通り出だしの歌詞が「破れ単衣に三味線抱けば~」、早々の忌み言葉に酔いが醒める思いが致しました。

 二度目は農民作家戸田雅之君の時、何せ戸田家は皆さん揃って酒豪、それこそ飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ状態の披露宴でございました。宴たけなわ、新郎の兄上が「お前歌え」と言われ曲名まで指定されたのですがその曲こそ三波春夫大先生の「俵星玄蕃」、その上「セリフ入りでな」と仰います。

 この兄上ご夫婦には学生時代大変お世話になった身、これは断れぬと早速マイクを持ち「槍は錆びても 此の名は錆びぬ~」と歌い出しました。この時はカラオケじゃなかったので空で歌う、音痴としては誠に身の程知らずと申せましょう。案の定、かなりのお酒を頂いていたせいもありセリフの部分で舌がもつれました。

 「時に元禄十五年十二月十四日江戸の夜風をふるわせて、響くは山鹿流儀の陣太鼓しかも一打ち二打ち三流れ、思わずはっと立ち上がり耳を澄ませて太鼓を数え『おう正しく赤穂浪士の討ち入りじゃ』助太刀するはこの時ぞ・・・・・」と、調子が良かったのはこの辺りまで、あとはもう無茶苦茶となってしまいました。しかし兄上は手を打って大喜び、ご恩返しの一幕は爆笑の内に終わりを告げたのでございます。

 この二度の貴重な経験をした後、先輩Iさんの歌われる「俵つみ唄」という民謡を知りました。先ず南部地方の民謡ですから歌詞やメロディーを知っている人が少ない、その上おめでたい歌と来ているから祝いの席にピッタリ、而して乞われてどうしても歌わなければならない時にはこの歌と決めております。但しカラオケがあったらダメ、彼は正確ですからねえ。




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Posted by 府中店長 at 09:23Comments(0)店長日記