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府中店長
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2014年07月13日

何とかならぬものか

 今から30年ほど前まで、九州大川で正月に開催される大川家具新春展示会では各会場入り口に菰樽が用意され、関係者の鏡開きと共に開場となっていました。来場した家具商は枡酒で新春を祝いその年の商売繁盛を祈念したものでしたが、当時はメイン会場正面に立地する大川警察署も遠来者の飲酒運転は大目に見るという暗黙の了解があったそうです。さすがにレッドカードは論外だったでしょうが、イエローカード程度であれば「まあ気を付けて運転して下さい」で終わっていたそうです。おそらく家具工業会から警察へ「一年の商売を占う大切な新春展、せっかく来場してくれたお客さんに気持ち良く買い物をして貰いたい、少々の飲酒でガタガタ言うな」と言う強い要望があったのでしょうね、今思うと無茶苦茶ですが。

 また同じく30年ほど前、私だけではないと思いますがお盆の飲酒運転は日常茶飯の事でありました。朝起きてビールを飲む、高校野球をちょっと見て10時頃から父を乗せて本家のお墓参りに行く、本家でもビールが出る、次の親戚へ行く、そこでもビールが出る、家に帰る頃には真っ赤な顔をして運転しておりました。おそらく途中で駐在さんにあっても「やっ、お墓参りですか。気―付けんさいよ」くらいな挨拶で終わっていただろうと思いますねえ。

 しかし今では一発レッドカード、「飲んだら乗るな」が金科玉条となりました。危険運転致死傷罪などの罰則も強化され、また客がハンドルを握ることを承知の上で酒類を提供した者も法で裁かれることになったのです。これは日本国がそれほど進化したという証でしょうが、この法律が出来た時、それ以前の業務上過失致死罪は明治時代に制定されたと知りとても驚いたことを思い出します。

 閑話休題、本日の標題は何を嘆いているのかと申しますと連続する脱法ハーブ吸引による交通事故のこと、昨日も大阪で2件の事故が発生したとか。大体「脱法」とは法の目を掻い潜るって事ですから「違法」と大同小異、脱法ハーブを吸引しての運転は飲酒運転と同罪と感じます。取り締まる側と販売する側のいたちごっこと聞く脱法ハーブ、今こそ早急な法整備が求められています。




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Posted by 府中店長 at 09:10Comments(0)店長日記