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2013年11月05日

深まる秋

 昨日は散々な天気となりました。集中豪雨かと見紛うばかりの大粒の雨、かと思いきや一転晴れ間、しかし「まだまだ行くよ」と叩きつける雨。寅さんの名セリフに「的屋殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」というのがありますが、家具屋にとっても雨は天敵ですねえ。

 昔、婚礼家具がまだ売れていた頃、雨の日の荷送りは大変気を使ったものでした。当地では買って頂いた婚礼家具は一旦お宅に配達して客間に飾り、吉日に改めてその家具を積み込んで婚家へ向かうのが一般的でした。今のように幌車などは無く雨が降れば大きなシートを使って臨時の屋根を作り、荷物を積み終わるとそのシートをそのままトラックの上に降ろして雨囲いとし、その上から寿の文字が入った幕を掛けて紅白の帯で仕上げたものでございます。お客様には「清めの雨」とか「雨降って地固まる」とか申し上げながら、心の中では荷物が雨に打たれないようにと細心の注意を払って作業したことを憶えております。これが雪だと案外楽なものでして、「白無垢に綿帽子、誠におめでたいお日和です」などと口にしながら、雪に足を取られないようにさえすればお天気の日とそれほど変わらぬ段取りが組めたものでございました。

 さて今朝、昨日の天気が嘘のように一点の曇りも無く晴れ渡りました。しかし気温はグッと下がり、肌寒いを通り越したように感じます。思いますに昨日の大荒れは、「皆の衆、これを持って秋から冬へと向かうことにするけんね」と天気の神さんが意思表示をされたのか?

 明後日は故郷頓原(とんばら)の氏神様、由來八幡宮(ゆきはちまんぐう)の秋祭りです。そう言えば子供の頃、お祭りの日に雪が降る事もあったよなあと思い出しております。




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Posted by 府中店長 at 09:15Comments(0)店長日記