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2013年08月18日

誕生日に思う

 昭和31年この世に生を受けて幾星霜、実に様々な事がございました。昭和38年のいわゆる「38(さんぱち)豪雪」も体験、あの年は来る日も来る日も雪が降り続きました。島根県内では有数の豪雪地帯として知られる故郷の町頓原(とんばら)、あの年以降一気に過疎化が進んだ因縁の豪雪でした。

 中学時代、思い出に残るのは郡駅伝大会での二連覇。駅伝部はおろか陸上部すら無い頓原中学校ですから正に寄せ集め、修学旅行の時も引率の教頭先生に起こされてトレーニング、早朝の長崎・熊本・別府を走ったと記憶しています。あの時教頭先生から「ここが別府毎日マラソンのコースだぞ」と教えて頂き、そのコースを走ったのが今でも印象に残ります。一方残念なのがキャプテンを務めたバスケット部、悲しい事に公式戦全敗の記録を打ち立ててしまいました。主将の資質で部の強弱は決まる、それを学んだ中学時代でございました。

 当時は松江から頓原までバスで3時間近く掛かったと記憶していますので高校時代は松江市に下宿、親元を離れました。カルチャーショックは松江駅前の東芝のネオンサイン、と共に1年生で同じクラスになった女生徒の英語の発音、これには正直たまげました。島根大学付属中学校から進学して来たこの人の発音は山里の中学生とは正に天と地、「ワシはえらい高校に来てしまったのお」と痛感し、それがそのまま三年間続いた高校時代でございました。

 そして大学受験、朝一の特急列車で松江を出発。岡山で乗り換えて初新幹線、まあ在来線の特急列車も初体験でございましたが、午後3時頃に東京駅に着いた田舎少年は湯島天神近くの旅館へ辿り着くまで4時間ほどを要してしまいました。関東地方にお住いの方であればお分かりと思いますが、東京駅から大手町まで歩いて地下鉄を利用すれば僅か20分足らず、それを4時間彷徨ったこの少年は「ワシはこんな処では暮らせんのお」と思ったものでございます。まあしかし大学4年間を過ごした小金井と大学のある国分寺は東京都下、田舎者が暮らすには程よい町でした。

 大学卒業と共に島根に帰り、旭硝子の問屋を経て妻の実家である今の会社に移り30数年が過ぎました。今つくづくと思い返してみますに、私のこれまでの人生は得難い友人達、頼もしい後輩達、そして可愛がって下さる先輩方に囲まれた幸せなものであったと感謝しております。無論家族もそうですが、周りの人達に支えられてここまで来たとの思いを強く持った次第です。昨17日で57歳、今後とも宜しくお願い申し上げます。




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Posted by 府中店長 at 09:52Comments(0)店長日記