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2013年08月17日

灯台下暗し

 松江市民でありながら、「はだしのゲン」がこの様な扱いを受けていたとは全く知りませんでした。正に灯台下暗し、反省また反省。



 松江市教委は「首を切ったり、女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」とし、教師の許可なく閲覧できない閉架措置を取るよう昨年12月に市内の全小中学校に要請、全校がそれに応じたとの報道です。

 賛否両論あろうかとは思いますが、説明責任を果たさない今の大人の一番いやらしい部分を見せ付けた措置と感じました。ゲン以上に過激な描写が氾濫する昨今、ゲンを読んだ子供が残酷なシーンや女性への性的暴力に疑問を持った時、その疑問から目を逸らさずに子供と一緒になって考えてあげるのが親や教師の役割であり責任なのではないでしょうか。戦争・原爆・敗戦、その中でゲンが逞しく成長する姿と共に、人間が何故狂気に走るのかを伝えているのが「はだしのゲン」、臭い物に蓋では子供は育たないと強く感じます。例えば橋下氏の発言以来「慰安婦」という言葉は広く喧伝されましたが、子供から「慰安婦って何?」と聞かれた時、「それは大きくなったら分るから」と逃げる態度と一緒に映ります。

 また松江市教委から要請を受けた全校がそれに応じたとの報道に、「何故?」との思いが拭えません。学校単位でどんな会合が持たれたのか分りませんが、只の一校さえそれを拒否する学校は無かった現実には頭を捻ってしまいます。校長先生になっている同級生のあの顔この顔を思い浮かべ、「お前達は何も思わんかったんかいな?」と問い掛けたい気持ちが致しております。

 広島県の隣県である島根県、その県庁所在地の教育委員会がそのような要請を小中学校に強いるとは誠に不可解、松江市教委は今一度考え直してみる必要ありと感じた報道でございました。




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Posted by 府中店長 at 08:35Comments(0)店長日記