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2013年06月03日

ホンデリング

 昨日の毎日新聞で知りましたが、不要になった古本を寄付して犯罪被害者の支援に役立てる「ホンデリング」という事業があるそうです。「本でひろがる支援の輪」との副題がついていますので、「ホンデリング」とは「本で輪」の意味なのでしょうか?



 早速この「ホンデリング」をネットで検索しましたらこの事業を進める「全国被害者支援ネットワーク」さんのページにヒットし、そこにはこの事業が何故必要たるかの趣旨説明が丁寧に記されていましたのでご紹介致します。

『犯罪被害に遭うと、大きな精神的ダメージを長く抱えるとともに、怪我を負ったり、行政窓口や警察、裁判所で複雑な手続きに関わらなくてはいけなかったり、転居を余儀なくされる、仕事を辞めざるをえなくなる、一家の大黒柱を失うなど経済的負担も負ったりと様々なかたちで苦しめられます。

私たちは、そのような被害者の方たちへ精神的ケアや、病院や警察、裁判所への付き添い支援、経済的支援などを行っています。また、マスコミや周囲からの根拠のない噂や心ない言葉などの二次的な被害を防止することも私たちの重要な任務として、社会啓発に取り組んでいます。』

 私は中でも「マスコミや周囲からの根拠のない噂や心ない言葉などの二次的な被害」という文章に注目しました。正にその通り、一部のマスコミはどちらが加害者でどちらが被害者なのか分らない態度で被害者を打ちのめしています。その心を平気で踏みにじり、あたかも取材は当然の権利だと言わぬばかりの態度は鼻持ちならず、以前から彼等の傲慢さは苦々しくさえ感じておりました。そんな二次的暴力から犯罪被害者の方を守る、この「ホンデリング」は誠に意義ある事業と感じた次第です。

 5冊から送料無料、また申し込みはフリーダイヤルとのことですから割と簡単に参加出来そうです。本の処分に困っている方、この事業に興味を持たれた方は【こちら】をクリック、私も及ばずながら本の整理を始めるつもりです。




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Posted by 府中店長 at 08:39Comments(0)店長日記