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2012年11月09日

里見倉敷藤花(くらしきとうか)先勝

 昨日は配達のため9時30分に出発し店に帰って来たのが15時30分頃、その間6時間で配達先は何と4軒だけ。1軒目は松江市の南端、八雲(やくも)町の山の中のお宅へ下駄箱を。続けて松江市の北端にある島根半島の漁村、島根町のお宅へこれまた下駄箱。3軒目は松江市を西下し出雲市斐川町(いずもしひかわちょう)の新築のお宅へ食卓5点セット、最後は松江市に戻って食器棚を配達し昨日の配達が終了致しました。商品の納入時間は4軒で約1時間、従って移動に5時間を掛けた配達となりましたが車に乗っている時間が長いと56歳の身には堪えます。特に腰、遠方よりご来店お買い上げ頂いたお客様には感謝の一言ですが、店に帰ってトラックを降りて思わず「いてててて」と腰に手をやった次第です。

 さて業務も終わった午後7時過ぎ、結果や如何にと「第20期大山名人杯倉敷藤花戦特設サイト」を開きますと、幸先よく111手までで里見倉敷藤花の先勝でございました。次局は大山名人の出身地でありこのタイトル戦に名を冠する岡山県倉敷市に場所を移し、11月23日に開催予定です。里見さんがストレートで勝って5連覇達成か、矢内さんが待ったを掛けて最終局(翌24日)へ進むのか、注目の対戦を今から心待ちにしております。

*大山名人杯倉敷藤花戦とは、倉敷市出身の大山康晴十五世名人の功績を称えて創立された女流棋士によるタイトル戦です。藤花は倉敷の市花が藤の花であることに由来しています。




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Posted by 府中店長 at 08:02Comments(0)里見女流四冠

2012年11月08日

「不認可」一転「撤回」

 田中文科相の「不認可」発言から僅か5日、3大学や地元自治体の猛反発を受け「新基準で再審査」から「現行制度にのっとり認可」と目まぐるしく変化しました。「大学の数が多過ぎて教育の質が低下している」とは一理ありますがそれでもこの時期の発言ですから混乱を招くのは分り切っていたはず、それを敢えてするのが田中真紀子さんなのか?何れにしても、不可解としか言えない今回の騒動でございました。

 さて本日、第20期大山名人杯倉敷藤花(くらしきとうか)戦三番勝負の第1局が東京将棋会館で開催されます。里見香奈倉敷藤花に挑戦するのは矢内理絵子女流四段、この方、女流棋士界きっての美人さんでタイトル戦では常に和服を着用されるのでも有名です。里見さんの五連覇成るか、はたまた実力者矢内さんの奪取成るか、注目の一戦は午前10時の開局です。

*第20期大山名人杯倉敷藤花戦特設サイトは【こちら】です。





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Posted by 府中店長 at 08:36Comments(0)里見女流四冠

2012年11月07日

ビフォーアフター(その2)

 先日ご紹介した取引先の工務店さんの応接椅子張り替え、昨日午前中に仕上がりましたので早速納品致しました。



 ボタンも元通り取付け、化粧直しを終え再登場です。



 生憎と社長さんはご不在でしたが総務部長さんから「いやー綺麗になりましたねえ」のお言葉を頂きました。どんな商売も一緒でしょうが、お客さんに喜んで頂けるのが一番の励みになります。「こんなになるのならこれもお願いしましょう」と、社長室のデスクチェアーをお預かりして帰りました。次回の『ビフォーアフター(その3)』に、乞うご期待。






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Posted by 府中店長 at 07:53Comments(0)家具の修理

2012年11月06日

赤い羽根

 11月3日午前9時、ホテルメッツ高円寺を出た私はそのまま高円寺駅の改札を通り中央線の乗り場に行こうとしましたが何と乗り場へ向かう通路が通行止めに。「おいおい、ワシは10時までに大学に行かにゃあイケンのよ」と電光掲示板を見上げますと、どこかの駅で人身事故が発生したため「中央線は只今運休中です」との説明です。10時までに国分寺の大学キャンパスまで辿り着けるのか?、間に合うとしてタクシー代は如何ほどか?、OB会本部へ電話連絡をした方が良いのではないか?、等々様々な?が一瞬の内に頭を過ぎりました。

 一先ず行けるところまでは鉄道でと思い総武線に乗って三鷹まで、その間並行して走る中央線は上下線とも確かに不通の状態です。三鷹の先は武蔵境・東小金井・武蔵小金井、そして国分寺。まあ何とかなるだろうと三鷹駅に着きましたら中央線の列車が停まって私を待っています。いやまあ私一人を待っていた訳では無いでしょうが、それでも「いや~ご心配かけましたねえ、さあどうぞどうぞ」と言ってくれている様でして、今回の上京中であんなにホッとした事はございませんでした。おそらく都心から三鷹までが不通でその先は通常通りに運行していたのでしょうが、それにしても大助かりの一幕でございました。

 さて予定より少し遅れ9時45分に国分寺駅到着、充分間に合う時間です。その時路上に小学生の一団が、ここに一組、あそこに一組と並んで声を嗄らしていました。
「赤い羽根共同募金にご協力をお願いしま~す」

 何せ普段はほとんど車での移動を余儀なくされる田舎生活、例えばJR松江駅の前を徒歩で通行することなど年に数回程度しかございません。従って赤い羽根募金の現場に遭遇することなど滅多に無く、おそらく20数年振り位の体験でございました。

 裏の顔は「猯穴(まみあな)の権八」、盗人のワシが募金などと笑わせちゃあいけねえぜとは思いましたが、こんな一節が頭に浮かびました。

 「人間というやつ、善事をおこないつつ知らぬうちに悪事をやり、悪事をはたらきつつ善事をたのしむもの」(鬼平犯科帳抜粋)

 へっ、鬼平さんがそう言ってるのかい?それじゃあお嬢ちゃん手を出しねえ、そう言って「猯穴の権八」は小銭入れのお金をじゃらじゃらとその女の子の手に空けましたとさ。お話こっぽし。face_02




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Posted by 府中店長 at 08:08Comments(0)店長日記

2012年11月05日

平地でも氷点下

 今朝の地元紙によりますと昨日島根県内の数か所で今年初の氷点下を記録したとか、朝晩の寒さを裏付ける記事でございました。そう言えばお隣鳥取県の霊峰大山(だいせん)も先日初冠雪、山陰はいよいよ冬に向けてまっしぐらとなって参りました。私が生まれ育った頓原(とんばら)は島根県下でも有数の豪雪地帯、そんな場所に育ったからには寒さには強いと思われがちですがドッコイそうは行かない、冬の寒さを大の苦手としております。

 こうなれば後はズボン下君の出動を何時にするか、一旦その有難さを実感したら春まで手放せないズボン下君、やせ我慢と笑われそうですがせめて11月中は我慢しなければと決意致しております。face_02




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Posted by 府中店長 at 08:23Comments(0)店長日記

2012年11月04日

ビフォーアフター

 推定年齢120歳のサクラ材の座卓君、ヒビ割れの修理と天板表面の再塗装を請負いました。再塗装をする時は以前の塗膜を全て手作業で落し、それから塗装をし直しますので大変手間の掛かる作業となります。





 約2週間で化粧直しが終わり、東京へ出掛ける前日にお客様のご希望である大阪府河内長野市のご親戚へと送り出しました。田舎から都会での新たな生活、座卓君の前途に幸あれと願います。






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Posted by 府中店長 at 13:32Comments(0)家具の修理

2012年11月03日

いざ国分寺

 出身大学OB会の全国支部長会議が本日10時より国分寺市の大学キャンパス内で開催されます。全体会議に続きブロック会議がありますが、島根支部は中四国及び九州の各支部との会合です。午後は就職協力会議、そして学生さんを交えた懇親会へと移りますが、飛行機の時間の関係で私はこの懇親会は失礼して帰ることになります。昨年お会いした各先輩方、お元気でいらっしゃれば良いがと間もなくホテルをあとにして国分寺へと向かいます。帰りの飛行機は羽田18時30分発のJAL1671便、往路同様出雲の神々に祈念し、「なんまんだぶ」とワンカップに託します。face_02




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Posted by 府中店長 at 08:09Comments(0)店長日記

2012年11月02日

前西の甚五郎

 「いよいよ今夜がおつとめだ。前西のお頭、お達者で居なさればよいが」、昨夜「いけなみ」で深酒をした権八であったがそこは名うての盗賊だけに今朝は明け六つ前に高円寺宿を出て「前西の甚五郎」が待つ盗人宿へと向かった。甚五郎は六十に間近い老練な盗賊だが若い頃から盗みの三ケ条である「一つ、盗まれて難儀をする者へは手を出さぬこと。二つ、人を殺めぬこと。三つ、女を手込めにせぬこと。」を固く守り、今日に至るまで配下の者すら一度もお縄に掛かった事がないという金箔付きの大盗である。権八は過去に二度ほど甚五郎の助け働きをしたことがあったがその何れもが「本格のおつとめ」であり、「さすがは前西のお頭だ、おつとめはこうでなくちゃあいけねえ」と、何から何まで手際よく運ぶ様に目を見張ったものであった。本所押上村の盗人宿には既に甚五郎配下の者が集まっただろうかと足を速める権八であったが、その後には飴売り姿の小房の粂八が、そして更に半町後には小間物売りに身を変えた伊三次の姿があった。

 辿り着いた百姓屋でおとないを入れ、足を濯いだ権八が座敷に通されるとやがて「前西の甚五郎」が姿を現した。
「おお権八どん、達者そうで何よりだ」
「これはお頭、手前の方こそご無沙汰を致しました」
「近頃このお江戸は鬼の平蔵様が暴れなすってねえ、ワシ達のような盗人家業の者には住み難い場所になってしまったよ」
「それは畜生働きの奴らの事でございますよ。本格のおつとめを為さるお頭は煙のように入って煙のように姿を消す、手掛かりなど毛ほどもお残しにならねえ。これじゃあ、如何な火盗改も手を出せるもんじゃあござんせん」
「確かにそれはそうだがあの平蔵様は人じゃあねえ、名前通りの鬼平さんだ。用心に越した事はねえんだよ」
「へえ、それはもう重々承知しておりやす」
「ところで権八どん、せっかく足を運んで貰って悪いんだが、今回のおつとめは止めにしたよ」
「えっ、どうしなすったんで?何か手違いでも?」
「それが引き込みに入れた佐助のとっつぁんが流行り病でポックリ逝っちまってなあ、代わりの引き込みを入れて先ず三年は辛抱しなくちゃならねえ。今度の押し込みは三年先に延びたって按配さね」
「そうですかい、佐助のとっつぁんが。それじゃあ仕方もござんせんねえ。それじゃあ長居は無用だ、あっしはこれで失礼致します」
「まあ待ちねえ、先ずはこれを」

 懐から切餅二つを取り出し、権八の前に置くと甚五郎はこう続けた。
「これはまあご苦労賃だ、誠に些少だが勘弁しておくんな」
「そいつはいけねえお頭、あっしはまだおつとめを助けてはいねえんですから」
「いやおつとめを止めるはワシの勝手、お前さんにここまで来て貰った言わば草鞋代だ。それに今日はもう日も暮れる、ここに泊まって酒でも飲んで、どうでい博打でもやって行っちゃあ」
「えっ、博打ですかい?」
「ふっふっふ、お前さんも嫌いじゃあなかろう。手下達も突然の手持無沙汰、普段はご法度だが今日は大目に見てやるつもりさね。そうそう、板橋の太助もお前さんを待ち構えているぜ」
「そうですかい太助どんも、それじゃあお言葉に甘える事に致しましょうか」

 と言う訳でございまして一昨夜は「板橋の小天狗:錠前破りの太助」こと友人Sと「鬼平料理 池波」さんで痛飲、そして昨日はSに案内を頼み同郷で高校の先輩でもある「前西の甚五郎」ことTさんご夫婦を訪ねました。このご夫婦は私が大学時代、物心共に大変お世話になった恩人です。Tさんは当時既に高校時代からの同級生である奥様と同居していらっしゃいましたが、私は何度となく奥様の手料理を頂き貧困の学生時代を乗り切ったものでございました。実は妻と結婚して新婚旅行で信州に行く途中、厚かましい事ながら夫婦でT邸に一夜の宿を借りたのですが奥様とはそれ以来、ですからおよそ30数年振りにお会いすることが叶いました。Tさんご夫婦は揃って酒豪、二夜連続の深酒となりそうな按配でしたが何と麻雀をしようじゃないかと衆議一決。思えば大学時代には毎度ご馳走になり麻雀に明け暮れたものでございましたが、昔に戻ってご夫婦に友人S、そして約20年ぶりに牌を握る私の4人は高田馬場の雀荘へと足を運んだ次第です。

 しかしその頃、小房の粂八の注進を受けた長谷川平蔵は、与力同心達を従え目指す押上村へと道を急いでいた。「猯穴(まみあな)の権八」は本格の流れづとめと五郎蔵から聞かされた平蔵は、「それほどの権八が助け働きをするからには、盗賊の頭は相当な大物に違いない。ひょっとして、あの前西の甚五郎ではないのか?」と、早くもその勘働きの冴えを見せ始めていた。【この項続く、かな?】


「ホテルメッツ高円寺」の部屋から高円寺北口を見る。




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Posted by 府中店長 at 09:08Comments(0)店長日記

2012年11月01日

寒月品川街道

 仕事帰りの職人達が行き交う暮れ六つ過ぎ、品川街道を北へと急ぐ旅姿の男に目を留めた大滝の五郎蔵が、「おっ、あれは?」と立ち止りさりげなく商家の軒先に身を寄せた。それは八年前、まだその頃は盗賊の頭であった五郎蔵が武州の造り酒屋「武蔵屋寛助」方へ押し込んだ時、口会人(くちあいにん)の佐平次から「このお人なら大丈夫。お頭のおつとめを穢すもんじゃあございません」と引き合わされた、流れづとめの「猯穴(まみあな)の権八」であった。猯(まみ)、すなわちアナグマのことである。助け働きとして正式に五郎蔵の配下に入った一夜、問われるままに権八は自らの二つ名の由来をこう答えた。

 「お頭、あっしが生まれたのは出雲の国の山の中、ちっぽけな村でしてねえ。一つ山を越えりゃあ安芸の国、冬には決まって大雪になる貧乏な土地でしたよ。村の者はおまんまなんて口にゃあ出来ねえから稗や粟、ちょっと贅沢をする氏神さんの秋祭りに年に一度だけ蕎麦を食ったもんでさあ。そんな土地ですから猯なんてもんが良く獲れるんですが、あっしはそいつの巣穴を見付けるのが子供の頃から妙に得意でしてねえ、それでまあ猯穴と。えっ、生まれた村ですかい?お袋が死んじまって追ん出たきり、一度も帰っちゃあおりません。あれは、あっしが十四か十五の頃でしたかねえ」。

 盗みの三ケ条を守る五郎蔵の人柄に心を許したのか、また勧められて乾す盃に酔ったのか、普段は口重な権八がしんみりと身の上を語ったのを昨日の様に思い出す五郎蔵であった。流れづとめでありながら本格の盗賊としての道を外さぬ権八に好意を持つ五郎蔵ではあったが、「だけどなあ権八どん、俺の目に留まったが運の尽き、勘弁しておくんなよ。何故と言いねえ、今の俺は長谷川様の密偵、見逃すことは出来ねえんだよ」、そう心の中で詫びた五郎蔵は抜かりなく権八の跡をつけはじめた。そして小半時、左右を窺った権八がとある煮売り酒屋に入ったのを見届け、入り口の腰高障子に書かれた「めし・さけ」の文字と共に「いけなみ」という店の名を読み取ったのである。「いけなみ?ここが盗人宿(ぬすっとやど)か?」。折しも、寒月に照らされた道を木枯らしが吹き抜けて行った。

 いや~、鬼平風に書き出そうとしましたがやっぱり難しいですねえ。無理をせず、ここからは普段通りと参りましょう。

 さて昨日予定通り出雲空港10:00発の便に搭乗、出雲の神々のお蔭を持ち無事羽田空港へと到着致しました。今回は中央線の高円寺に宿を取りましたので羽田からモノレールで浜松町へ、浜松町から山手線で神田まで、神田から中央線で高円寺に着きホテルに荷物を置かせて貰いました。身軽になってそのまま武蔵小金井へ、学生時代を過ごしたこの街を昨年も歩きましたが今年は駅前のレンタサイクル店で自転車を借り、昨年徒歩では回りきれなかった場所をゆっくりと巡ってみました。

懐かしや、学生時代にお世話になった銭湯。今でも現役とか。

その名も「ぬくい湯」。「温い」ではなく、地名の「貫井」。


 「やっぱり小金井は良いなあ」、後ろ髪を引かれる思いのまま「猯穴の権八」は踵を返し一路新橋へ。

 やって来ました「鬼平料理 池波」さん。初めて伺ったのが2009年の10月、二度目が昨年の10月。そして今回、念願叶い一年振りの再訪です。



 五郎蔵に跡をつけられ大切な盗人宿を火盗改に突き止められたことも知らず、「いけなみ」で落ち合った盗賊仲間の「板橋の小天狗」こと錠前破りの太助と時の経つのも忘れて飲み続けた権八だったが、「いけねえいけねえ、こんな事じゃ明日のおつとめに障っちまうぜ」と四つ過ぎにようやくこの「いけなみ」を出て高円寺宿へと向かった。しかしその時、平蔵が全幅の信頼を置く五郎蔵・おまさ・小房の粂八・伊三次・相模の彦十ら選りすぐりの密偵達が、既に水も漏らさぬ手配りを終えたことなど知る由もなかった。【この項続く】




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