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2012年10月26日

被告人質問黙秘?

 25日、鳥取連続不審死事件の公判で弁護側は29日からの被告人質問で上田美由紀被告が黙秘権を行使すると発表しました。弁護側はその理由を、「現時点の証拠関係だけで、弁護人が求める結論を得るには十分と判断している」とコメントしています。上田被告は取り調べの段階から黙秘を続けていますが、このままでは被告人が全く語らないという異例の公判となりそうです。

 しかしこれでは選任された裁判員の皆さんは混乱するばかり、自らが裁く被告人の声をほとんど聴くこと無く判決を下すことになってしまいます。また弁護側も弁護側、法廷戦術と言ってしまえばそれまででしょうが、無罪だと思えばそれを堂々と論じるべきであり亡くなったお二人の御霊に対しても公判での黙秘は許されますまい。

 またこんな事案では必ず掲載されるいわゆる知識人の声、これにも首を傾げてしまいます。曰く、「黙秘権は憲法が保障する被告人の権利で、被告人の不利に扱ってはならない。検察側が質問すれば、裁判員に『弁解や説明ができないから黙っているんだろう』という印象を与えることになる。(検察側の)質問を止めるべきだ」。そりゃあ憲法で保障されているのは分りますよ。でもねえ、それじゃあ一体何を根拠に判決を下すんですか?被告人が口を閉ざしたままだと有罪か無罪かなんて誰にも分らないじゃあないですか?何れにしろこの裁判は大荒れ必至、どんな判決が出ても控訴審から上告審へと長い道程を辿ることになるでしょう。

 今朝の新聞はこの「被告人質問黙秘」と任期を2年半残しての「石原都知事辞職」、どちらも「そりゃあ無いじゃろ」と呟きながら眺めております。




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Posted by 府中店長 at 08:33Comments(0)店長日記