府中家具　バンザイ！

　昨日の地元紙、山陰中央新報にショッキングな記事が載っていました。1947年（昭和22年）から2006年（平成18年）の間に島根県内で82の集落が消滅し、その多くが過疎化・高齢化による自然消滅だとの事です。





　昭和38年のいわゆる「38豪雪」、あの豪雪の後故郷を出て都会に移り住む人達が増えました。当時は正に高度成長期ですから雪国の暮らしを捨てて都会に出ても直ぐに働く場所があったことでしょうし、多くの人はお天気任せの農業より安定した収入を得られる都会での生活を選んだのです。便利で快適な都会での生活を求める人達の流失、思えばあの時から島根の過疎化に拍車が掛かったのは間違いないでしょう。

　私の故郷の町、頓原（とんばら）も例外ではありません。子供の頃の人口は6000人余りと記憶していますが、隣町と合併した7年前には2900人に減ってしまいました。50年で半減、では50年後には消滅してしまうのか？そんな危惧を抱かせる、昨日の新聞記事でございました。




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