府中家具　バンザイ！

　昨夜、義母にこう言われました。
「あんた明日休みだけん、済まんけど朝一番で精米してくれんかね」。

　都会の方は精白米をスーパーなどで買われる事が多いのでしょうが、こちら島根では玄米のまま保存して必要な時にお米を精白します。私の住む町内にも精白機が設置してある場所が3か所もありますので、その数だけ見てもやはり田舎ほど玄米のままで取って置くことが多いのでしょう。料金は30キロで300円、これで商売になるのかなと思う程の手軽なお値段です。

　さて本日朝7時20分、米袋に入った玄米を後部座席に積み込んで精米所へと向かいました。この頃は機械も進歩して入り口のサッシュを開くと「いらっしゃいませ」の声、続けて「お金とお米を入れて下さい」とアナウンスが流れます。

　ハイハイと返事をして先ずは300円を機械に入れ、次に米袋を逆さまにして投入口へザザーと移します。そして最後に精米歩合を選ぶのですが、我が家は何時でも「標準」ですのでボタンを押して後は終わるのを待つばかりとなりました。

　その時、ふとお米の投入口に目が行ったとお思い下さい。「今日の玄米はやけに白いなあ。まるで精米みたいだがね」と更に目を凝らしますと、「みたい」じゃなくて正真正銘の精白米です。あっちゃー、精米を精白しとるがね、何のこっちゃ？

　帰って義母に仔細を話し二人で大笑い。300円は無駄になったけど、笑いは健康の源とか申しますからこれも可と致しましょう。しかし精米を玄米と勘違いした義母、確かめもせずに投入した私、今朝は二人の大チョンボでございました。




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