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2011年07月01日

ラジオショッピング

 今朝地元のラジオ番組を聴いていましたら、こんな商品を宣伝していました。【DVDプレーヤー内蔵9インチ防水液晶テレビ】、「これでお風呂の中でもテレビやDVDが楽しめます」とのアナウンサー氏の説明、価格は22,800円とのこと。

 さて先日菅原文太さんのインタビュー番組を見ましたが、インタビュアーが福島原発の事故についての見解を尋ねた時、77歳になる菅原さんはこう答えていました。

 「俺が生まれた田舎なんて夜は真っ暗、若い時見た東京も今ほど明るくはなかったよ。30パーセントの電力が足りなくなるって言うけど、日本も10年、20年前に戻れば良いだけのことじゃないかな」。

 この言葉を聞いた時、成る程その通りと思いました。私の生まれた町も中国山脈の山懐、街灯なんて付いたのは何時の頃だったんだろう?夜が暗いのは当たり前だったのに、今では信号もあれば街灯も沢山設置され、闇ってのが無くなりましたよね。

 また思い出すのは高校入学の時、松江の街にやって来て驚いたのが松江駅前の東芝さんのネオンでした。道を横断して設置されたこのネオン、「松江は都会じゃのお」と田舎の少年にカルチャーショックを与えたものです。あれから僅か40年、今の松江はネオンだらけになってしまいました。

 あの頃木造だった松江駅は見違え、ホテルや企業の看板は一晩中目にする事が出来ますし、駅前だけでなく市内の道は灯りを持たずとも普通に歩けるのが当たり前になっています。全国津々浦々、夜でも懐中電灯の助けを借りずに歩ける場所がどれ程あることか?第一今の若い方は懐中電灯など災害時の備品の一つとしか認識していらっしゃらないでしょうが、私達が子供の頃、懐中電灯が無かったら夜の道は歩けなかったのよ。而して、「電力が足りなければ足りないなりに昔に戻る」、この菅原さんの言葉は誠に当を得たものと深く頷いた次第です。

 そこで今朝のラジオショッピング、風呂でテレビを見てどうするんよ?長時間入ればお湯も冷めるだろうし電気代も掛かる、普段「節電を」と呼びかけている同じマスメディアのする事とは思えんがね。作ったメーカーさんには申し訳ないけど、風呂なんてものは体を洗って湯船に入り100まで数えてさっさと上がる、お湯の冷めない内に家族が入り終わる、これが節約節電に繋がる日本古来の入浴法でしょうに。ホントにもう、これを贅沢と言わずして何を贅沢と呼ぶのか?責任者、出て来い!

 イケンイケン、また血圧が上がるがね。




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Posted by 府中店長 at 09:06Comments(0)店長日記