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府中店長
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2010年04月05日

仏の顔も

 私が住んでいる町内会は戸数49、それが5組に分かれています。従って各組とも10戸ほどの編成ですが、ご他聞に洩れず高齢化が進んで来ました。若手だと思われている私ですら53歳、このままでは自治会の存続が難しくなる時期が来るだろうなあと思っております。

 その町内会の会計の役を、4月からは私が担当することになりました。これで会計は三回目、「またお前か?」と皆さんに言われそうですが、私だって決して好き好んで引き受けている訳ではありません。要は人材不足、これに尽きます。

 うちの町内会では5組で順繰りに町内会長と会計をセットで引き受ける取り決めになっていますので、5年に一度は必ず二人の役員を選出しなければなりません。その上に通常の町内会役員も2~3名選出しなければなりませんので、組内からは戸数の半分に当たる5名の役員が必要となります。しかし前述のように高齢化が進むと役員の引き受け手が減り、勢い何度も同じ人間が役を引き受けざるを得ない状況になってしまうのです。

 先日、東京の高島平団地の高齢化に関する記事を目にしました。高島平団地と言えば高層の団地がまだ珍しかった1970年代、自死者が多いことでも有名でした。あれから40年、当時バリバリの現役だった方達も70代から80代を迎え、時代の先端であったあの高島平団地が今では限界集落化しつつあると言うのです。限界集落、それは田舎だけの問題だと思っていましたが、実は日本中何処でも発生し得るほど深刻な状況なのだと実感致しました。

 この度30代、40代に続き三度目となる町内会の会計を引き受ける事になりましたが、高島平団地の例を引くまでもなく、このままだと後10年もするとこの町内会も崩壊状態になる恐れすらあると感じています。時代の流れなんだろうなあとは思いますが、少子高齢化と核家族化の波は、確実に地方を席捲して行きそうです。




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Posted by 府中店長 at 09:52Comments(0)店長日記