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2009年06月05日

40年前

 今日の姪達一行は四国のレオマワールドに行くそうですが、自分達の修学旅行はどうだったかなと思い出しています。約40年前の小学校6年生の時、行く先は姪達と同じ広島でした。

 当時もおそらく貸し切りバスだったと思うのですが、その頃はまだ島根と広島を結ぶ国道54号線は舗装されていない箇所も多く、無論高速道路もありません。54号線が全線舗装となったのは中学3年の時、昭和天皇の来県に伴い突貫工事で完成したと記憶しています。

 さて修学旅行で行った場所ですが、先ずは原爆ドームに平和公園、そして原爆資料館です。ここらは姪達と同じですねえ。原爆資料館では、何しろ怖かった事を覚えています。遺品の数々やスチール写真に身の毛のよだつ思いを致しましたが、もちろん原爆の子の像にもお参りしました。

 当時の広島空港、今の広島西飛行場ですが、ここにも行きました。何せ飛行機を間近に見ることなど皆初めてでしたから、これが飛行機かと口をポカンと開けて見入っていたんじゃないのかなあ?だって普段は、飛行機雲を見つけただけでも大騒ぎしていましたもの。

 呉の自衛隊にも行きましたねえ。平和公園と自衛隊、今思えば不思議な取り合わせですが、そこでは潜水艦を見学させて貰いました。潜水艦の中も見せて貰ったのですが、結構中が広かったように記憶しています。だけど生来狭い場所と水の中は不得手な私ですから、「僕なら嫌だなあ」と思ったものです。

 そして当時としては最新のオートメーションのある、マツダの自動車工場も見学しました。故郷では自動車なんてそれ程普及していない時代のマツダの工場ですから、やっぱり日本は凄いなあと子供心にもとても新鮮な感動を覚えたものです。

 しかし今こうして思い出してみますと、平和公園に自衛隊、飛行機に潜水艦、そして最新のマツダの工場ですから、このコースを考えた人は田舎の子供達に何かを考えて貰いたいと精一杯の旅程を組んでくれたんだなあと感心しました。戦争の恐さと国を守る自衛隊、そして復興から高度成長へと移行する時代を象徴する飛行機と製造業、何となく一つのテーマが見えてきます。

 だけどですねえ、当時の私達は広島と言う大都会での一泊二日の旅行は文句なしに楽しく、せっかくの立案者の意図など思いもよりません。山に囲まれた故郷とは違い沢山の人や自動車が行き交い、あちこちに見上げるようなビルディングが立ち並ぶ広島、その中を同級生が同じバスに乗って旅行するんですから、それこそ夢の様な二日間だったことでしょう。ひょっとしたら今の子供達より、私達の時代の方が感動も大きかったんじゃあないのかと、そんな事も思いました。誰でも持っている修学旅行の思い出、大切にしたいですよねえ。皆さんは、どんな思い出をお持ちですか?




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Posted by 府中店長 at 09:01Comments(0)店長日記