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　島根県益田市の寺戸産婦人科医院さんが、看護士不足から9月16日以降の分娩を休止することになったそうです。同医院は年間100件を超す分娩を5人の看護士さんが輪番制を組んで対応して来たそうですが、内一人の看護師さんが新たな資格を目指して離職、その補充の看護師さんが確保できなかった事が原因だそうです。

　この寺戸医院さんの休止により、益田市で出産できるのは現在でも年間600件を取り上げる益田赤十字病院だけとなり、その赤十字病院も限界に来ているそうです。益田保険所は、「このままでは里帰り出産の分娩制限を検討せざるを得ない」との見解を発表しています。

　産婦人科はお医者さんの不足は知っていましたが、看護師さんも足りない状況なのだと思い知らされました。おそらく色々な機関を通じて補充を試みたのでしょうが、僅か一人の看護師さんさえ確保できない、これが島根の現状です。

　少子対策も色々あるでしょうが、先ずは妊娠したお母さんが安心して出産できる病院を確保する事、これが一番大事なのじゃないかと考えさせられるニュースでした。




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