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2008年04月12日

ビラ配布有罪判決に思う

 自衛隊のイラク派兵反対のビラを配りに官舎内に入り込み、住居侵入罪に問われた三人の被告に対し最高裁が全員罰金刑の有罪判決を下しました。

 今朝の新聞を読みますと、この判決について様々な意見が掲載されています。市民団体のメンバーがとったこの行為を表現の自由と見るのか、または住居不法侵入と見るのか意見の分かれるところでしょう。

 私は今回の判決は妥当だと考えます。表現の自由の名の下、逆に言葉による暴力が蔓延っているのもまた現実です。ビラ配りは結構ですが、今回のようにビラ配りを禁止している官舎に直接立ち入るのは如何なものか?おそらくイラク派兵については、各自衛官の家族間でも色々な話し合いが行なわれたことでしょう。その揺れ動く家族感情を無視したようなビラ配りは、やはり行き過ぎではなかったかと思います。他人の権利を侵してまでする行為は、表現の自由とは言えないのではないでしょうか。

 何年か前、死刑廃止論者の人達が刑務官の官舎に向かい「君たちのお父さんは殺人者だ」と叫んだという新聞記事を目にした事があります。その時、こんな愚行まで表現の自由かと呆れ、怒りさえ覚えた事を思い出しました。そんな事を言われた刑務官やそのご家族の思いなど全く考えない愚かな行為まで、決して表現の自由とは言えないと思います。

 表現の自由は確かに大切ですが、時と場所、それと相手の気持ちを思い遣る心が必要だと思います。自分の考えを主張するだけの行為は、時として言葉の暴力に成り下がってしまいます。国会の中継を見ていると分かりますが、口汚い野次を飛ばすだけの議員の姿はまるでごろつきのように見えてしまいます。これも表現の自由なのでしょうか?




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Posted by 府中店長 at 09:27Comments(0)店長日記