府中家具　バンザイ！

　社会保険庁の呆れた実態が、また一つ表面化しました。公務員が組合活動に専従する場合は組織の長の許可が必要で、その間の給料は支払わないのが原則です。しかし社会保険庁の場合、労働組合の役員活動をしながら給与を不正に受け取っていたそうで、その期間は数十年に亘り半ば慣例化していたとの事です。今回判明した97～04年分でも、何とその額が6億円に上るそうです。これはもう、労使馴れ合いで税金を食い物にした公務員法違反か、または公金横領の窃盗罪ではないのか？

一方でずさんな事務処理を繰り返して国民を不安の底に突き落とし、また一方では発覚するまで平然と公金を横領して恥じる事もない体制は、もはや組織として断末魔状態に思えます。職員さんの中には、若く真面目で仕事に一生懸命な方も沢山いらっしゃるでしょう。しかし今回のように、その人達の意欲を挫くような事ばかりでは、同庁の再生が覚束ないのは自明の理です。私も昭和31年生まれの51歳ですが、この際同庁の50歳以上の職員さんは依願退職され、若い人達で再出発されたら如何でしょう？何故なら、何十年もぬるま湯にどっぷり浸かった人達には、組織の再生など望むべくもないと思うからです。乱暴な意見のようですが、国民はそれ程怒っているという事を、幹部も職員さんも再度認識して頂きたいと思います。


　次は道路特定財源から、5年間で23億7800万円がタクシーチケット代として支出されていたという記事。私、直ぐに電卓を叩きましたがね。2,378,000,000÷5÷365＝1,300,000

　毎日毎日、130万円のお金がタクシー代として使われていたんですねえ。この不況時、私はここ何年もタクシーチケットなど見たことがありません。昔は家具の展示会などに出掛けると、メーカーさんがタクシーチケットをくれたものですが、近年は全くありません。お互いに業績が厳しいのは分かっていますから、貰えないのが当然と思っています。しかし、彼らは違うんですねえ。税金を自分のお金だと勘違いしているのかなあ？

　僅かな年金の中からも介護保険料などを天引きし、毎日仕事でハンドルを握る人達からはガソリン税を徴収し、挙げ句の果てがこれですか？勤勉と言われた国民も、終いには怒りまっせ。




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