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2008年03月08日

スーホの白い馬

 昨夜夕食後、甥の一彰の音読を聞きました。小学生の宿題にこの音読があるようなのですが、これは国語の教科書を音読するのを家族の誰かに聞いてもらうというものです。昨夜聞いたのは「スーホの白い馬」と言う物語でしたが、思わず引き込まれてしまいました。



 物語はモンゴルの楽器「馬頭琴」、楽器の一番上が馬の頭の形をしている楽器だそうですが、この楽器がどうして出来たのかというお話です。妻に聞くと、この「スーホの白い馬」は小学校二年生の教材として長く使われているそうです。

 ある日羊飼いの少年スーホが、群から離れた生まれたばかりの白い子馬を抱いて帰ってきました。スーホはその白い馬をまるで兄弟のように一生懸命に育て、やがて青年となったスーホに競馬大会の知らせが届きます。

 スーホの住む地方を治める殿様が競馬大会を開催し、優勝した者に自分の姫を嫁がせるというのです。スーホも草原を越えて町まで出掛け、白い馬と一緒にこの大会に出場することにしました。大会でスーホと白い馬は見事優勝するのですが、貧しい羊飼いの姿をしたスーホを見た殿様は姫を嫁にやる約束など知らん振りで白い馬を取り上げ、スーホを打擲して追い返してしまいます。

 数日後、白い馬に乗った殿様が馬に振り落とされてしまいます。怒った殿様はその白い馬を射殺すよう家来に命令するのですが、身体に何本も矢が立った白い馬はなんとかスーホの元に帰り着きます。しかしスーホの姿を見て安心したのか、この白い馬はとうとう死んでしまいました。悲しむスーホでしたが、ある夜夢に出てきた白い馬が、自分の骨や皮や毛を使って楽器を作れば何時でも自分はあなたの傍らに居られると伝えるのです。こうして出来たのが「馬頭琴」です。モンゴル草原の夕暮れ、美しい馬頭琴の調べが流れ、村人は一日の疲れを癒すのですと物語りは結んでいます。

 何といい物語りなのか、これが小学校二年生の教科書なのかといたく感動しました。「スーホの白い馬」、お暇な時にご一読下さい。




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Posted by 府中店長 at 08:25Comments(0)店長日記