府中家具　バンザイ！

　昨日、帰省して父のお墓を初めて見ました。思っていた以上の出来栄えで、「これならお祖父さん、満足しとってじゃろう」と安心しました。施工して頂いた地元の石屋さんにお支払いとお礼に伺い、地元のスーパーで特産のメロンを購入して帰途に着きました。


　実家を出て20分、急に渋滞です。車を停め前方を見ると、何と大型トラックが国道に横転しています。「運転手さん、大丈夫じゃろうか？」と思い思い待つこと30～40分、やっと動き出して現場を後にしました。運転手さんは既に救急車で運ばれたようで、お巡りさん達の事故処理が続いていました。

　更に走ること15分、欠伸が出ました。「いけんいけん、さっきのトラックのように事故を起こしたら大事じゃ。ちょっと休もう」そう思い、道路わきのパーキングに車を入れ30分の仮眠。

　ここまで遅延すること1時間余りでしたので、奮発して高速道を利用することにしました。家まで一般道との差は20分程でしょうか、40分後の帰宅を信じ高速道に入りました。

　ところが、高速道に入り15分程で又突然の渋滞です。前の車がハザードを点滅して徐行し、やがて停まりました。私も同じように停車していますと、制服姿の人が前の方から一台一台の車に何か伝えてこちらに走ってきます。「工事か？運が悪いなあ。これなら下の道（一般道）走りゃあよかったなあ」そう後悔する私の車にも彼がやって来ました。よく見ると、若いお巡りさんです。

「前方で事故が発生しています。只今救急車の到着を待ち、事故処理をしています。お急ぎのところ申し訳ありませんが、しばらくこのままでお待ち下さい」そう言うと、後続の車に駆けて行きました。こうなると、片側一車線の山陰道はお手上げです。只々、事故処理が終わるのを待つばかりです。待つ間、滅多に出来ないこと、高速道路の走行車線に立てたことが唯一の収穫でした。


　そして約1時間後、やっと片側ずつ交互に通行が再開されました。現場を通り過ぎる時見ましたが、高速道路の事故は怖いですね。車の壊れ方が半端ではありません。思いが同じなのか、皆さん一般道並みのスピードで走っていました。

　そして料金所。ダメ元で「何と、こげな時は料金が安くはならんのですか？」と聞いてみましたが、善良を絵に描いたような60代後半の男性がニコッと笑い、「すんません、そげな規約はないんですわ。お疲れさまでした」規定どおり、850円を支払って家路を急ぎました。しかし、何か納得できんなあ。西日本高速道路株式会社に物申す、こんな時には割引を！




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