府中家具　バンザイ！

　今年亡くなった父は大正９年生まれの８６歳でした。父が需給していた年金は、共済年金（長年町役場に勤務していました）・厚生年金・軍人恩給の三つで、月額が２０万円程だったようです。

　対する母は専業主婦であったため国民年金のみ、月額は４万円強の金額を頂いています。父が亡くなり、家族の関心は「母が受け取る遺族年金額はいくらなのか？果たして母が生活出来るほどの額を需給出来るのか？」と言う事でした。

　田舎とは言え、いや田舎だからこそ近所付き合いは大切で、慶弔費の支出もばかになりません。また公共料金や医療費などを計算すると、その月額は２～３万円程にもなります。加えて母の飲んでいる薬が月に４万円、あれこれ計算すると月に１０万円は必要です。

　先日母からの電話で、年金受給額の通知が来たとの事です。ありがたいことに、自身の国民年金と遺族年金を合わせると、その月額は１０万円を超えるものでした。父は生前、「ワシは生命保険などの保険には一切入っていないし貯金もないが、お母さん一人くらいは年金で食べて行けるから」とよく言っていました。言葉通り父名義の貯金はありませんでしたが、年金制度のお蔭で母の生活は一先ず安泰です。

　明日は定休日ですので今晩実家に帰り、色々溜まっている書類の整理をするつもりです。人が亡くなると実に様々な書類が送られてきて、必要な手続きも沢山ある事が分かりました。それにしても、一安心という心境です。



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