府中家具　バンザイ！

　島根県の北方60キロに隠岐の島があります。大小180余りの島々から成る隠岐の島は、日本海の荒波によって侵食された海岸線の雄大さや、牛突きなどが観光客を魅了する島です。また、歴史的には後鳥羽上皇・後醍醐天皇配流の地として知られ、都の文化が今に残されています。

風光明媚な国賀海岸


　この隠岐の島と本土を結ぶ交通網は船便と飛行機なのですが、この内隠岐汽船株式会社が運営する船便は、利用客の減少や燃料費の高騰などの理由から深刻な経営難に陥っています。今朝の地元紙はこのニュースを取り上げ、隠岐汽船の再生に21億9千万円の公費が投入されるとの記事を載せました。


　島民の足となっている船便のことですから、公費投入は止むを得ない選択だとは思います。しかし税金の投入は只でさえ逼迫する島根県の財政を益々困窮化することになる訳ですから、島根県民が納得できる再建策を示し、経営陣の刷新等を含めた抜本的な経営計画を策定して頂きたいと思います。そして島根県には、隠岐の島の観光客誘致に一層の努力を望みたいものです。


　全国の皆様、島根県隠岐の島は歴史・自然・文化・食が満喫できる素晴らしい処です。次回の観光旅行の候補地に、ぜひご検討下さい。



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