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2006年09月16日

松本被告の死刑確定

 予想された結果とはいえ、松本智津夫被告の死刑が昨日確定しました。最高裁が被告側の特別抗告を棄却する決定をしたため、96年4月の初公判から10年余りでの結審となりました。今朝の新聞は、地元紙も毎日新聞も大きく一面で取り上げています。


 昨夜のTVニュースも見ましたが、今朝新聞記事を読み返して見ますと、13の事件で26人という大量殺人を指示した被告の残忍さに、改めて強い憤りを感じます。亡くなられた方々や、今も後遺症に苦しんでいる多くの方の事を思う時、死刑決定は当然と思います。


 今も山梨県警に勤める友人は、あの上九一色村のオウム施設の強制捜査のとき、部下の方15人余りを率いて現場に突入したそうです。5年ほど前、彼が家族で島根県の玉造温泉にやってきた時、約20年ぶりに再会し一夜を語り合ったのですが、その時彼から聞きました。突入時、自分の部隊員が毒ガスで命を落とさないようにと神様に祈ったそうです。


「凶悪犯逮捕なんていうのは相手が見えるからいいけど、ガスは見えんからなあ。それと、最後は爆発物で自殺するんじゃないかと言う情報もあってなあ。突入の時は勿論自分が先頭に立った訳だけど、部下の若い連中が俺の顔をじっと見てるんだ。こいつらを死なしちゃいけない、そう思ったよ。しかし、不思議とあの時は怖いとは思わなかったなあ」


 杯を口に運びながら坦々と語る彼の口調に、あの時の警察官の方々の決死の思いが良く分かりました。その上奥様は上九一色村のご出身だそうで、彼女からも色々お伺いしました。故郷がこんな事で有名になるのは心外ですと、少し寂しそうに仰っていたのを覚えています。


 突然命を奪われた多くの被害者の方々のご冥福を祈り、死刑執行までに松本智津夫被告の悔恨の言葉を聞きたいと切に思います。合掌。



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Posted by 府中店長 at 08:46Comments(0)新聞記事