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2006年09月04日

家具Q&A

【家具のレイアウト、どうしたらいいの? その3】

 家具のレイアウトを決める時、先ず『動線計画(どうせんけいかく)』を決める事から始めて下さい。言葉は少し難しいのですが、とても簡単な事ですので、是非チャレンジしてみて下さい。『動線』とは、文字通り室内で人の流れを示す線の事を言います。例えば玄関から入って廊下を通りリビングに行く、この動作がどうしたら上手く出来るのかを考えるのが『動線計画』なのです。


毎日の生活を快適に過ごすためには、人の流れがスムーズに、そして無駄なく出来る事が必要です。そのためには、住宅やマンションの見取り図を読み取る力も必要になって来ます。実際の図面でご説明しましょう。


 これはあるマンションの見取り図ですが、玄関を入ってすぐ右に5畳のサービスルームへの入り口があります。これは開き戸で、廊下から向かって左側が支点になり、部屋側にドアが開く構造です。次に左側が6畳の洋間への入り口です。これは向かって右側が支点で、同じく部屋側にドアが開きます。そしてトイレの入り口は右側、リビングへの入り口は左側が支点となり今度は逆に廊下側にドアが開きます。これだけの事から、玄関からリビング入り口のドアまでの廊下は非常に重要な動線で、家族が日常頻繁に行き来する場所柄、家具などを置くと邪魔になる事が分かるのです。またトイレから出る人とリビングから出る人が同時に動作を開始した場合、人が開いてきたドアとぶつかる可能性があるので注意が必要だなと言う事まで、見取り図で判断できるのです。



 如何でしたか、少し難しかったでしょうか?申し上げましたように、『動線計画』を考える上で、住宅の見取り図を読み取る事は大変重要なポイントになります。ドアはどちら側に開くのか?コンセントやスイッチ、エアコンの位置は?など、万一分からない事は前以って業者さんに聞くなどして把握しておいて下さい。次回は『動線計画』と実際の家具設置について、【家具のレイアウト、どうしたらいいの? その4】をお届けします。



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Posted by 府中店長 at 09:49Comments(0)