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2006年09月01日

家具Q&A

【家具のレイアウト、どうしたらいいの? その2】

 前回お話ししたように、家具は『箱物(はこもの)』と『脚物(あしもの)』に大きく二分されます。前回は『箱物』について述べましたので、今日は『脚物』のレイアウトを考える時の注意点をお話しすることにします。


 4人家族のAさん、このたび念願の分譲マンションを購入し、家具・家電の配置や新たに購入する商品の検討中です。
Aさん「今までの食堂セットは小さかったから、今度は少し大きめの食卓がほしいなあ」
奥さん「そうね、今のは新婚時代からの物だし、子供も大きくなったから」
Aさん「リビングにソファーもほしいなあ」
奥さん「大丈夫、今度のマンション今までより大分広いから」
Aさん「TVも替えなくちゃ」
奥さん「そうそう、大型にね。楽しみだわ」


 ちょっとお待ち下さい。そんな時、考えて頂きたいのが家具の寸法です。Aさんの食堂セット、新婚の時お求めならおそらく幅が120~135センチの商品でしょう。今度のマンションのLD、確かに今までよりかなり広いでしょうが無制限ではありません。食堂セットの場合、特に『奥行き寸法』=『使用時寸法』にご注意下さい。


 下↓の食堂セット、幅が165センチで奥行き90センチの商品です。Aさんは、きっとこれぐらいの寸法の物を使いたいと思っていらっしゃるのでしょう。



 しかし当たり前のことですが、使用時には椅子を後ろに引かないと掛ける事が出来ません。お客様の中には、この『使用時寸法』を考えずに『幅寸法』だけで選ばれる方が結構いらっしゃいます。『脚物家具』、特に食堂セットのレイアウトを考える時、『幅寸法』よりむしろこの『奥行き寸法』=『使用時寸法』が大切になります。



 計算方法は至って簡単ですので、↑の商品でご説明しましょう。この食卓は奥行き90センチ、椅子の奥行きは59センチです。使用時、食卓と椅子の間隔は10センチを目安にして下さい。10センチあれば、楽に腰掛けられます。つまり計算式は下記になります。
『使用時寸法』=食卓奥行き90センチ+椅子奥行き59センチ×2+間隔10センチ×2
この計算をすると228センチになります。つまり幅寸法より、奥行き寸法の方がかなりのスペースを取ることになるんです。


 次にソファーです。ソファーがあれば、テーブルも欲しいですよね。その時は、ソファーとテーブルの間隔を30センチとって頂くと、ゆったりとくつろぐ事が出来ます。下の写真のソファーは奥行き84センチ、テーブルの奥行きが50センチですから、
『使用時寸法』=ソファー奥行き84センチ+間隔30センチ+テーブル奥行き50センチ
となり、164センチ必要になる訳です。



 Aさん、ご参考になりましたでしょうか?次回は実際のレイアウト決定時の注意点について、【家具のレイアウト、どうしたらいいの? その3】をお届け致します。



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Posted by 府中店長 at 10:10Comments(0)