2006年06月25日
在来工法の家
今日は、取引先の工務店さんの現場見学会です。新築やリフォームを計画中のお客様に、実際の現場を見て頂く催しです。
普通見学会は完成後が多いのですが、敢えてこの工務店さんは中途での見学会を企画されました。それは何故でしょうか?
在来工法(木造軸組工法)でも最近余り目にしなくなった『こまい壁』を、特に若いお客様に見てもらいたいとの社長さんのお考えだそうです。いい事だなと思いました。昔ながらの工法の良さを知ってもらう、いい機会になりそうです。
これが『こまい壁』の説明図です。名前の由来となっている『こまい竹』を、縦横に組んで壁の下地にします。
画像では少し分かり難いとおもいますが、横の竹に縄を巻きながら縦の竹とジョイントしていきます。そして壁土を塗り、乾くのを待ちます。この画像は外部を塗ったところを、室内から見たものです。
外部が乾いたところで、室内側も同様に仕上げます。これをご覧頂くと、コンクリートなどと違い、壁が呼吸できる事がお分かり頂けると思います。これが『こまい壁』の一番の長所です。
そして横方向に板を打ち、内装材で仕上げていきます。今回は、板を打ったところまで見学できました。
これも、最近では珍しくなった『大黒柱』です。ヒノキのいい香りがしました。
棟木には、施主・施工者・大工棟梁の名を入れます。
最近はツーバイフォーとか鉄骨造の建築物が多くなり、ここ島根でも在来工法を見ることが珍しくなりました。こんなにも素晴らしい技術なのに……残念です。
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外部が乾いたところで、室内側も同様に仕上げます。これをご覧頂くと、コンクリートなどと違い、壁が呼吸できる事がお分かり頂けると思います。これが『こまい壁』の一番の長所です。
そして横方向に板を打ち、内装材で仕上げていきます。今回は、板を打ったところまで見学できました。
これも、最近では珍しくなった『大黒柱』です。ヒノキのいい香りがしました。
棟木には、施主・施工者・大工棟梁の名を入れます。
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Posted by 府中店長 at
17:50
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