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府中店長
府中店長
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2005年11月02日

よーし、今日は定休日だ!

 
 今日は当店の定休日です。

 先ず溜まっている仕事を午前中に片付けて、午後は久しぶりに・・・・・。と、そこに妻の声「今日は良いお天気ねえ」、殺気。「えー?モゴモゴモゴ・・・」思いっきり曖昧に返事をする私。「こんな日はお掃除して、お布団を干したら最高よねぇー」、やはり!「いや、来週は府中家具の展示会で出張だし、仕事も溜めているし、府中家具バンザイのブログも・・・・モゴモゴモゴ」と切り返す私。

 我が家はいわゆる共働きで、妻は公務員。従ってこの攻防戦に敗れたら、午前中は一人で家事をするハメになります。無論抵抗しました、「早くしないと遅れるぞ、さあ早く早く!」と。よっしゃ出掛けた、ヤレヤレ。

 と、そこに携帯電話の着信音が、ギク!大体携帯電話は良くないですよ。どこに居ても、確実に相手に捕まってしまいます。まあ、それが利点と言う人もいるでしょうが・・・。ええ、ええ、午前中はしっかり主夫を致しました。ところでわたしのやりたかった事、それは久しぶりに名作『砂の器』を観る事だったのです。


 私の乏しい映画人生の中で、邦画はこの『砂の器』、そして洋画は『ひまわり』がNo1と決めております。1974年封切のこの映画は、当時高校生だった私を強く引き付けました。

 人の持つ『宿命』の哀しさ・深さ・そして強さを、厳冬の津軽、信州路の春、奥出雲の盛夏を通して描き、ダイナミックな音楽も相まって感動の名作に仕上げています。キャスティングも素晴らしいし、野村芳太郎監督以下のスタッフも又然り。

 丹波哲郎・加藤剛・森田健作・島田陽子・山口果林・緒形拳・加藤嘉・佐分利信・渥美清、そして脇を固める名優達。ズーズー弁の『かめだ』に秘められた謎、それをひたすら追う二人の刑事。やがて『東北弁』と思われていた『かめだ』が、実は『出雲弁』であった事から事件は展開を始めます。

 家具と言ったら『府中家具』、映画はこの『砂の器』です。若い方は是非一度、年配の方も再度ご覧になってみて下さい。日本映画史上に燦然と輝く名作です。

   


Posted by 府中店長 at 17:57Comments(0)